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Deas Vail 



Deas Vailの「All the Houses Look the Same 」

アメリカの5人組。


うぉぉ!私の好きな美しいファルセットヴォイス。
瞬殺されました。

エモとかインディーロックとかオルタナだとかいろいろ言われているようですが、とにかく素晴らしいアルバム。


ファルセットヴォイスをひたすら漂わせるわけではなく、きっちり空気を締めてくれる程良い重さのサウンド。


エモ特有の若さをところどころに感じられるのも良い。

「エモ特有の若さ」って何だ?と突っ込まれると答えに窮するので、エモ好きな人だったらなんとなくわかってくれるよね~
という曖昧な感じに逃げておく。御免。
各々の感覚で感じておくれ。



適度なスピード感と重量感でヴォルテージを上げながらも、5曲目「Shoreline」ではしっとりとしたメロディーで聴かせてくれる。
ちなみにこの曲の最後のファルセットヴォイスが素敵。
最後の最後ですとんと落とされるところも好きだなあ。

そして次の6曲目「A Lover's Charm」では最初から鳥肌もののファルセット。
変調するサウンドとこの曲のヴォーカルは一聴の価値あり!だと私は思う。



アルバム中盤から怒涛のようにあふれ出てくる美しい声にいつも聴き入ってしまう。
そして11曲目「Life In These Little Boats」のこの疾走感。
「反則だろ、これは」と思わず唸ってしまった。


冒頭でも書いたが、思わぬ美声にフワフワと飛んでいかないようにサウンドにしっかり繋ぎとめられている感覚。
このあたりのバランスのよさに感心してしまった。

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The Perishers 



The Perishersの「Let There Be Morning 」


The Perishersはスウェーデンの4人組で、この「Let There Be Morning」は2005年リリースの3rd。

この後2007年に「Victorious」というアルバムも発売されているが、私は現在のところ「Let There Be Morning」の方が好きなので、今回はこちらについて書きたい。


叙情的でありながら、なぜか淡々としたメロディーが好き。

特に変わったことをしているわけではないので斬新さや奇抜といった感覚は無い。
斬新なものを探しているかたには無理にはオススメしません。


ありきたりだと言われればそうかもしれない。
たとえばTravisとかThirteen Sensesに似てる、といわれればそうかもしれない。


でもどうしようもなく素敵なのよ、これが。


確かに切ないんだけど哀しくはない。
明るくはないんだけれどダークではない。


感じるのは絶妙なバランスと優しさ。

これに尽きると思う。



空気に溶け込んでいくような熱のないハイトーンヴォイス。
サウンドにも熱は感じられないが、ひんやりしているわけではなく、あくまで平熱な感じ。

どこをとっても無理が感じられないので、本当に落ち着く。


暖かい気持ちにさせてくれる2曲目「Sway」
淡々と紡ぎだされるメロディーが秀逸な4曲目「My Heart」
サビのメロディーとヴォーカルが心地よく広がる8曲目「Going Out」
優しく美しいヴォーカルとサウンドが見事な10曲目「Let There Be Morning」…


とにかく良い曲が多すぎる。


まったりと落ち着きたい気分の時にどうぞ。

Dreamend 




Dreamendについては、てっきり書いたことがあるものだと思い込んでいたが
今だらだらと見返してみると、なんと1度も書いていないらしい。

思い込みってこわいなあ。



それはさておき、Dreamendの1st「As If by Ghosts 」

1曲目「Of Ravens & Winds」は静かにやさしくはじまり、曲の後半では力強いサウンドを聴かせてくれる。
次の2曲目「Ellipsis」はノイジーなサウンドの中にも何かメルヘンな感じが漂っていて好きだ。



疾走感あるサウンドと、しっとりと優しいうたがごちゃ混ぜになっているアルバムなのだけれど違和感は感じない。
むしろしっくりくる感じがたまらなく良い。




私が特に好きなのは4曲目「The Almighty」
静かに何かがじりじりとせりあがってくる感じと爆発するサウンド。

その後の静かにカウントされる時間が次の音を楽しみにさせてくれる。

そしてむやみに驚かせることなどせずに、きっちりと終焉に導いてくれる。



4曲目だけに限らず、すべてが絶妙なバランスだからこそどことなくまとまっている感があるのかもしれない。
そのあたりが違和感を感じさせないところなのだろうなあ。



何年間か聴き続けていますが、飽きが来ない。
さすがの一枚です。





Moving Mountains 



さすがはDeep Elm。 いい音楽を送り出してくる。

と、偉そうに一人で勝手に感心したアルバム。



技術的なものがあーだ、こーだ、というのではなく、もう単に好みなのだ。



1曲目「Aphelion」のVoの入りは一瞬Thursday 「Full Collapse」の4曲目「Autobiography of a Nation」を彷彿させた。
静かな長めのイントロから耐えかねたように噴き出す感情。
私は、どうもこういうのに弱いらしい…。

まず、1曲目のこの部分だけで結構満足した。


伸びのある2人の声が絡み合い、メロディーとなって表情を作っている。
またこの若く、青い声が個人的に好み。


アルバム全体では中盤から後半にかけて落ち着いてくるが、その中にも起伏があるので単調な感じはしない。

気分によってVoに注目して聴いてみたり、サウンドのみに耳を澄ましてみたりして聴いているが、とてもバランスがよくどちらも素晴らしい。

少し荒削りなところもあるのかもしれないけど、またそれがいいのだと思う。


ラスト3曲は緩やかな流れながらも広がる歌声とサウンドに惹きつけられる。


久々に脳がしびれたエモーショナルな音楽だ。

Explosions in the Sky 



Explosions in the Skyという人たちは凄い。と聴くたびに思う。


もし、「彼らの作品の中でもっとも好きなアルバムはどれですか?」という質問を受けたら答えにとても困る。
だって、どれも好きだから。

「彼らの作品の中でもっとも好きなアルバム」は気分によって変わる。
最近は、この「How Strange, Innocence」がお気に入り。


音が叫んだり、悲しんだり、泣いたりしている。
それがダイレクトに伝わってくる作品は少ないと思う。
文字にしようとするとなかなかうまい表現が見つからないが、
音で感情を表現しているというよりは、音そのものが感情、という感覚。


そして常に一つの感情だけではなく、複数の入り混じった感情が複雑に渦巻いていて、そこに惹きつけられてしまう。
「陰」の部分も、「愁」の部分も、「痛」の部分もあると思うのだが、不思議とその中に「負(マイナス)」の感情はないように感じる。



だから彼らの音楽が好きだ。



なんか、アルバムを聴いているというよりは自分の感情をフィードバックさせているような錯覚にとらわれる。


そのためだろうか、自分の状態があまりにもぐらついているときはこのアルバムをあまり聴きたくないな~と思うことが多いような気が。


最近このアルバムが好きで聴けているということは、今の精神はある程度安定しているということか。



私の健康のバロメーターにもなってしまうExplosions in the Skyはやっぱり凄い。

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