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The Perishers 



The Perishersの「Let There Be Morning 」


The Perishersはスウェーデンの4人組で、この「Let There Be Morning」は2005年リリースの3rd。

この後2007年に「Victorious」というアルバムも発売されているが、私は現在のところ「Let There Be Morning」の方が好きなので、今回はこちらについて書きたい。


叙情的でありながら、なぜか淡々としたメロディーが好き。

特に変わったことをしているわけではないので斬新さや奇抜といった感覚は無い。
斬新なものを探しているかたには無理にはオススメしません。


ありきたりだと言われればそうかもしれない。
たとえばTravisとかThirteen Sensesに似てる、といわれればそうかもしれない。


でもどうしようもなく素敵なのよ、これが。


確かに切ないんだけど哀しくはない。
明るくはないんだけれどダークではない。


感じるのは絶妙なバランスと優しさ。

これに尽きると思う。



空気に溶け込んでいくような熱のないハイトーンヴォイス。
サウンドにも熱は感じられないが、ひんやりしているわけではなく、あくまで平熱な感じ。

どこをとっても無理が感じられないので、本当に落ち着く。


暖かい気持ちにさせてくれる2曲目「Sway」
淡々と紡ぎだされるメロディーが秀逸な4曲目「My Heart」
サビのメロディーとヴォーカルが心地よく広がる8曲目「Going Out」
優しく美しいヴォーカルとサウンドが見事な10曲目「Let There Be Morning」…


とにかく良い曲が多すぎる。


まったりと落ち着きたい気分の時にどうぞ。
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Moving Mountains 



さすがはDeep Elm。 いい音楽を送り出してくる。

と、偉そうに一人で勝手に感心したアルバム。



技術的なものがあーだ、こーだ、というのではなく、もう単に好みなのだ。



1曲目「Aphelion」のVoの入りは一瞬Thursday 「Full Collapse」の4曲目「Autobiography of a Nation」を彷彿させた。
静かな長めのイントロから耐えかねたように噴き出す感情。
私は、どうもこういうのに弱いらしい…。

まず、1曲目のこの部分だけで結構満足した。


伸びのある2人の声が絡み合い、メロディーとなって表情を作っている。
またこの若く、青い声が個人的に好み。


アルバム全体では中盤から後半にかけて落ち着いてくるが、その中にも起伏があるので単調な感じはしない。

気分によってVoに注目して聴いてみたり、サウンドのみに耳を澄ましてみたりして聴いているが、とてもバランスがよくどちらも素晴らしい。

少し荒削りなところもあるのかもしれないけど、またそれがいいのだと思う。


ラスト3曲は緩やかな流れながらも広がる歌声とサウンドに惹きつけられる。


久々に脳がしびれたエモーショナルな音楽だ。

PROMISERING 



97年リリースのpromiseringの2nd「nothing feels good」


このアルバムを聴くたびに、大袈裟だが「この世に音楽があってよかった」と思う。


私は彼らのアルバムのなかでは「wood/water」が好きだが、気分によって「やっぱりvery emergencyが一番好きだ」と思うこともある。そしてこの「nothing feels good」に関しては人に貸して返ってこなかったり、引越しの際に失くしたりして3回買っている。

3回も同じアルバムを買うなんて、人から見たら本当に馬鹿げているかもしれない。(というか、本当に馬鹿なんだけど…)

でもやっぱり必要なのだ。
そんなことを考えていたら、このアルバムが一番好きなのかもしれないと思うようになってきた。



そしてその思いは年数が経つにつれて、大きくなっているような気がする。

単に私が歳をとっただけなのかもしれないが、最近このアルバムを聴けば聴くほど良さを実感する。
上手くは言えないが、忘れていたものを思い出させてくれるような感覚。あるいはもう失ってしまったものを懐かしく思う感覚。

ポップなんだけれど、ただ単にポップなだけではなく何かの塊を必ず心の中に残す音楽。(この感覚はゲットアップキッズの音楽にもある)


はっきりと言葉で言い表すことができないのがとても残念なのだけれど、良い音楽には種類は違えど必ずこういう想いを抱かせるものがあるような気がする。そしてそれは聴けば聴くほど増してくるもので、一時的なものではないのだ。

ジェフ・バックリィやゲットアップキッズやニルヴァーナのように。

それぞれ音楽性は違うけれど、何かを必ず残していく。



この「nothing feels good」も私の中ではそんなアルバムになる予感がする。

これを聴いては何かが残り、そしてまた明日からのことを考える。

OCEAN COLOUR SCENE 



更新をサボっている間にもう7月も半分終わってしまった…。
ちょこちょこ覗いて下さっている皆さん、本当にすみません…。



今日はocean colour sceneの97年リリースの3rd「marchin' already」を。

ocean colour sceneといえば前作「moseley shoals」の評価が高いようですが、私はこの「marchin' already」が好きだ。



「moseley shoals」は確かに良い作品だと思う。
1曲目「riverboat song」を聴いた時は素晴らしく良いと思った。
しかし、1曲目が素晴らしすぎたせいなのか、2曲目以降はどうもインパクトに欠ける。どの曲も悪くはないけど、特に良いとも思わなかった。

その「moseley shoals」の1曲目「riverboat song」を上回るのが「marchin' already」の1曲目「hundred mile high city」だ。


とにかくこの曲のギターは恐ろしく格好良い。と私は思う。

高速で疾走しながらうなるギターの音。
切れの良い小刻みなギターの音。

アルバムで聴いても充分格好良いのだけれど、彼らがライブでこの曲を演奏した時は、やはり生音…それはもう凄まじかった。

そしてそのギターの派手さにも負けない、しっかりと響くリズム。
「重い」と言うより、「しっかり」という表現のほうが、私の感覚に近い。うわついたところがないので安心して聴ける。



私が彼らの音楽を好きな理由は、どんなタイプの曲もさらっと格好良くこなしてしまうところ。
「hundred mile high city」のような疾走感のある曲も素晴らしいのだが、2曲目「better day」5曲目「debris road」などしっとりした曲もまた素晴らしい。

バラードでも単に「いい曲」と言うのを超えてしまえる格好良さがある。

7曲目「get brown away」は切ないメロディーと渋いギターで泣かせてくれる。
心地よいリズムと、静と動が上手く組み合わせられていて感動する。


いつまでも聴き続けていても純度の落ちない素晴らしいアルバムだと思う。


試聴はこちら(myspace)

RETSIN 



retsinの3rd「cabin in the woods」

retsinは私の大好きなシンガーTara Jane Oneilと、cynthia lynn nelsonの2人の女性によるユニット。

Tara Jane Oneilはこのアルバムのジャケットや自身のアルバムのジャケットのアートワークも手掛けている。以前にも書いたが、様々な楽器を演奏し、アレンジから録音までやってしまうとっても多才な人だ。

私はcynthiaについてはあまりよく知らないのだが、ルビー・フォールズというバンドをやっているらしい。(こちらはまだ聴いたことがないので、どんな音楽なのかわからない)
ミュージシャンとしての活動の他、詩人としても活躍しているそうだ。

そしてtaraのアルバムにもゲスト参加しているidaから今回Ida Pearle、Liz Mitchellの2人がゲストとして参加している。



このアルバムを一言で言うと「自然」だ。

2人のヴォーカルはとても自然体だし、サウンドも温かみが感じられる。
ニューヨークの北部の森の中の小屋で録音されたアルバムというのもなんだか納得できる。

基本はアコースティック・ギターやバンジョーに2人の歌が重なるスタイル。
そこにアコーディオンやヴァイオリンなどいろいろな音が重なる。音の重なりはあるけれど、うるさくならず空気のようになじんでいるので、歌が上手く引き立てられていると思う。

適度なペースでしっとりと進んでいく。曲も長すぎず短すぎず、全てがすっぽりと上手くはまっている感じ。


どちらかというと暗いイメージなのかもしれないが(私が聴く音楽は暗いものが多い。基本的に暗い人間が選ぶ音楽なので仕方がない、と開き直ろう)、彼女たちの美しい歌声と、ぬくもりのあるサウンドがあるので、どんよりと重く漂う感覚はない。
(あくまでも私の感覚なので注意が必要かも?)


私がtaraの作品を何故好きなのかというと、ソロであれ、このretsinであれ彼女の作品には愛情が感じられるからだ。
楽器の演奏や歌、アレンジや録音、さらにはアートワークまで全てを手掛けているというのもあるかもしれない。

でも、それとは別に音の1つ1つがとても丁寧に扱われている感覚がある。きっと私はそこにぬくもりや安心感を覚えるのだろうと思う。

深くまで入り込んでくるような押し付けがましさがないし、まとわりつく感じもない。何か奥ゆかしさみたいなものを感じる。
それが美しくて切なくて好きだ。

とても心地よい音楽だと思う。
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