EARLY DAY MINERS

early day minersの2005年リリースの4th「all harm ends here」
最近も相変わらず音楽は聴いているのだけれど何故か言葉にできなかった。
言葉にすると結局誰のアルバムでも、どれも同じようになってしまう。
もちろん、同じような「におい」のする音楽を好んで聴いているわけなので仕方ないといえば仕方ないのだが、それならば1枚1枚について書く必要もないわけで、まとめて「好きな音楽」とかなんとか題をつけてアルバム名だけだらだらと並べておけばいいのではないかと思った。
でも、やはりそのバンドなり個人なりの特有なものがそれぞれにあり、それこそが大きな違いなのだけれど、言葉にすると結局その微妙なニュアンスはかき消されて同じものになってしまう。
なんてコトを考えているうちに面倒になって書くのを止めてしまった。
そんな感じで、日々ただ黙々といろんな音楽にまみれている中でふと手を伸ばすのはいつもこのアルバム「all harm ends here」だった。
本当は、最近(といっても少し前だけど)発売された彼らのアルバム「offshore」をもっと聴き込みたいのだが、なぜかこのアルバムを聴いてしまう。
いつ、どんな時でも美しく、優しいのだ。
その優しさは慰めでも同情でもなく、いつも同じ場所で独自のスタンスを取りながら鳴っている。
踏み込んでくるわけでもなく、遠ざかるわけでもなく。
ただ黙って見つめられているようなそんな優しさ。
その距離が私に安心感を与えてくれる。
静かに響くギターから始まる「errance」
枯れたような、でもかすかな温もりを感じられる「townes」
曲の構成が素晴らしく、フレーズが頭の中で繰り返される「all harm」
ヴォーカルが際立つ「the way we live now」
いつ聴いても邪魔にならない落ち着いた、沁みるヴォーカル。
聴き終わったあとにじんわりと心を揺さぶるような、そんなアルバム。
- [2006/11/14 15:35]
- アーティストA〜F |
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