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「パリを愛した画家たち」 

大丸ミュージアム心斎橋で行われている美術展「パリを愛した画家たち」へ行って来ました。

「エコール・ド・パリ」

私は美術的背景には詳しくないので知らなかったが、20世紀初めに諸外国からパリへ渡った画家たちは広くそう呼ばれるそうである。

今回の美術展の図説から引用すると、エコール・ド・パリ(パリ派)の盛期は1920年代で、モディリアニ、シャガール、キスリング、ヴァン・ドンゲン、藤田嗣治らがこれにあたる。


作風に共通性はないが、そこはかとなく哀愁をたたえ、故国の伝統が影を落とし故郷喪失者的雰囲気を持っているという共通性がある。

その意味で、フランス人ながら、ユトリロ、ローランサンもこの仲間とされるらしい。



今回気に入ったものを何点か記事にしてみようと思う。(画像は購入した図説を撮影したもの)


utrillo今回の美術展では1点しか作品はなかったが、やはりユトリロの絵は印象的だった。これはユトリロの「オルジャン通り」

10歳の頃からアルコールを飲み17歳でアルコール依存症になり入退院を繰り返していたと言うユトリロの人生が伝わってくる気がした。
どことなく平面的で淡々としている感じを受けた。


vliminckモーリス・ド・ヴラマンクの「雪景色」

もしかしたら今回の美術展の作品では一番好きかも知れない。
画像ではわかりにくいと思うけれど、はっきりした色彩が目を引いた。暗い色彩なのだけれど、鮮やかさがあって力強さが感じられた。


weisbuchクロード・ワイズバッシュの「バイオリン弾き」

セピア調の色彩で一見するとあまり目立たないのですが、奏者が今にも動き出しそうな勢いがある。この絵を見た時に、この人はどんな曲を演奏しているのだろう、と考えてしまった。絵って素晴らしい。


他にも日本人の作品も多々あった。その時代にたくさんの日本の画家の卵たちが絵を勉強するためにパリへ渡っていたのだと思うと、なぜか感慨深い。
きっとフランスも日本も今ほど便利で自由で裕福ではなかっただろうが、憧れのパリへ渡った日本の画家たちは本当の意味で自由で裕福だったのかもしれない。


そんなことをふと思った美術展でした。

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コメント

全然詳しくないんですが、
数点見た事がある、ユトリロの作品は全て暗くて重かった。
でも、不快な印象は受けなかったんですよね、不思議と。


bluespringさん、こんばんは。

>ユトリロの作品は全て暗くて重かった。でも、不快な印象は受けなかったんですよね、不思議と。

これ、よくわかります。何なのでしょうね~、この人の絵って不思議ですよね。

ユトリロは外で写生をするということはほとんどなく、絵葉書や写真などをみて絵を描くことが多かったようです。そのためか、ユトリロの絵には生活感が感じられないと言われているようですが、私は逆にその整然とした感じが気に入っています。

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  • [2007/10/07 04:42]
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