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THE AUTEURS 




94年リリースの2nd「now i'm a cowboy」

私はオトゥールズの世界観が好きだ。
オトゥールズの…というよりルーク・ハインズという人の世界観が好き、と言ったほうがいいかもしれない。


全体的には哀愁漂う感じですが、その中に人間の強さみたいなものが感じられます。

屈服しない精神というか、日々疑問を懐きながらも前進していく情景や感情が音から伝わってくるような感覚。

どことなくダークで、切なくて、そして曲のカラーを全て決定づけてしまうようなヴォーカルが印象的。


そして歌詞が強烈。

私はたいてい歌詞は見ないのですが、オトゥールズに関しては別です。


3曲目I'm A Rich Man's Toyでは

「僕は金持ちの玩具」

「僕が金持ちの玩具だってことを、今、誰がわかろうとしている?」

と歌っています。

世界の中では人間を玩具のように扱う人間がいるということは、私も知っています。
でも、「知っている」だけで、実際玩具のように扱われる人間を目の当たりにしたことはありません。

もちろん、私自身が誰かの玩具になったこともありません。

なので「知っている」とは言っても情報として知っているだけで、何も知らないのと同じなのです。


ただ、ルーク・ハインズが歌うことによって、よりリアルに感じることができる。

もちろん、そうは言ってもやはり憶測の域は出ません。


でも実際に世界のどこかで起こっている事象であることが認識できる。


ルーク・ハインズの歌には何故か説得力を感じるのです。



成功や名誉や権力を嫌いながらも、そういったものに対する憧れも見て取れるルークの歌にはなぜか惹きつけられてしまいます。


UKのバンドでありながらUKロックとは程遠い位置にある。
ブリット・ポップの時代でありながらブリット・ポップとは程遠い位置にある。

「戦争反対」などとは歌わないけど、もっと日常的な危機感を歌う。

それがオトゥールズです。


このアルバムの後に「アフター・マーダー・パーク」というアルバムも出していますが、更に強烈な印象になっています。
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