MIGALA 




migalaの5th「la incredible aventura」

このmigalaはスペインのバンド。「ミゲーラ」と読むらしい。


アルバムの感想を書こうと思ったのだけれど、思い付きで書いたらめちゃくちゃになってしまった。
でもなんとなく残したいので、記事にしてしまいます。

ですが、あまりに申し訳ないので「続きを読む」に入れておきました。


時間を無駄にしたくない人や、短気な人はこれ以上読まないほうがいいと思います。(さすがに怒られるのは嫌なので…)


続きを読む

PLACEBO 



2003年リリースの4th「sleeping with ghosts」

バンド名、プラシーボを訳すと「偽薬」
まさに私にとっては「薬」である音だ。


グラムの流れを受け継いで登場したこのバンド。

私はフロントマンのブライアン・モルコの中性的な感じがたまらなく好きである。


以前ライブに行った時、登場してきたモルコを見て落武者のような禿げ方をしているのを発見。

セクシーで中性的なイメージは一瞬崩壊したが、ライブはそんなことはさっぱり気にならなくなるほどかっこよかった。
ライブ後には、むしろ人間味を感じて親しみが湧いたほどだ。



話は逸れてしまいましたが、彼らの4枚目にあたるこのアルバム。

プロデューサーにジム・アビス(マッシヴ・アタックやミュージックなどを手掛けた)を迎えたということで、エレクトリックな感じに仕上がっているかと思いきや、「これぞプラシーボ!」といった音だったのでちょっと面食らってしまった。


攻撃的なインストで幕を開け、勢いに引きずられ2曲目へ。

後はもう、ゆがんだギターサウンドと妖しげなメロディーに誘われるようになだれ込んでいきます。


鋭く刺さる歌詞と、耳に残り頭の中でリフレインするメロディー。
独特のグルーブともつれ合った疾走感。

1度聴くとクセになるサウンドです。


エレクトロニックという新しい一面も取り入れながら、やっぱりどこをどうとっても、プラシーボの音が鳴っている。

さすがとしか言いようがない。


「偽薬」どころか強力な中毒性と、副作用を持っているバンドだと思う。

RAZOR LIGHT 


2004年リリースの1st「up all night」

私は最初、彼らの音楽があまり好きではなかった。
というより、ちゃんと聴こうとしていなかったといったほうが正しいかもしれない。

この頃UKからたくさん新しいバンドが出てきていたが、私にはどれもそんなに違わないように感じた。(もちろん聴き込んでいくと、それぞれ違うのですが)
悪くはないけど、特に良いとも思わなかった。

そしてrazorlightもその中の一部として埋もれてしまった。



だけど、幸運だったのは身近にrazorlightをやたらと薦めてくる人間がいたことだ。
その人がいなければ、私はいまだにrazorlightの音楽を聴いていなかっただろうと思う。(今ではそのことにとても感謝している)



razorlightの音楽には心地よさがある。突き抜けるような心地よさ。

とてもストレートで、ダイレクトに脳に届く。

特に新しいこともしていないし、かといって古くもない。

ただ感情のままに鳴らされているサウンド。

それが彼らの屈託のないシンプルなメロディーなのかもしれないと思う。


歯切れの良いサウンドにジョニーの感情的なヴォーカル。

その両方が重なることによって生まれるちょうど良い疾走感。


私はアルバム後半が特に好きだけれど、前半も飛ばすことなく聴くことができる。
曲ごとに違った表情がよく出ていて、単調にならないところが良い。



うまく言葉にできないのが残念なのだけれど、このバンドのリズムが好きだ。たぶん理由なんてない。好みの問題なのかもしれないな〜。


勢いだけで突っ走っているのではなく、ちゃんと良いメロディーを持っているし、それを充分に生かせていると思う。


最初はピンと来るものがなかったけれど、聴くごとに好きになれる貴重なアルバムだと今は思う。



続きを読む

PORTISHEAD 



portisheadのライブアルバム「pnyc〜ライブ・イン・ニューヨーク」


やはりportisheadは素晴らしい。


以前「dummy」の記事にも書いたが、やっぱりこれも反則級だ。

オーケストラサウンドが大好きな私はこのアルバムも即購入したのだが、エレクトリックなサウンドとオーケストラが重なり合って、こんなに美しく、斬新なものができるとは思ってもいなかった。
この2つがこんなに美しく融合するなんて考えてもいなかった。

portisheadのダークな美しさに、オーケストラの優しく壮大な空気感が加えられて頭の中にとてつもない巨大な残像を残す。


どのバンドでもライブ盤を聴くとライブに行きたくなるけれど、このアルバムはもうそんな範囲は超えている。

もちろん、これを聴くと猛烈にライブに行ってみたいと思うのですが、私の場合はそういう感情はだいぶ後からやって来た。



他のアルバムでもヴォーカルのベス・ギボンズの存在感は凄いものだったが、このライブアルバムを聴くとそんな生易しいものではないことがわかった。
(もし生でライブを見れたら、そのときはもっと違う表現をすることになるだろう)

どこか淡々とした感じがあったヴォーカルだが、このライブアルバムでは感情を前面に出して歌っている気がする。

それがまた凄く美しいのだ。


私が思うところでは、彼女(ベス)は存在感を放って周りを圧倒すると言うよりは、周りに彼女の存在を強烈に意識させる何かを備えていると思う。
(彼女が何かを放つというよりは、周りの意識が彼女に集中している感じと言ったほうがわかりやすいだろうか?…う〜ん、結局同じこと言ってるな…)


とにかく鳥肌が立つほど素晴らしい。
感動するというのはこういう状態の事を言うのか、と思ってしまったほどだ。


ズブズブと泥沼にはまり込んでいくような感覚。
引き込まれるというよりは、自らゆっくりとはまり込んでいくような陶酔感。


これが1枚のディスクだとは思えない臨場感。(たぶん私はこの臨場感によって、「ライブに行きたい」という思いがどこかに跳ね飛ばされていたのだろう)


なんだか美しいとか素晴らしいとか、そんな抽象的な言葉ばかりになってしまって、読んで頂いてる方にはわかりづらくて申し訳ないですが、強引に記事にしてしまった。(だって、考えていてもどう説明してよいのか思いつかないんだもの…)


ただ美しいだけでなく、とてもクールで、メランコリックなportisheadの世界。

少しでも興味をもっている方は是非聴いてみてほしい。



MATTHEW 


2002年リリースの1st「everybody down」

あちらこちらのレビューで「USっぽさとUKっぽさを両方持っている」というのを見て、気になって購入。

聴いてみて納得。確かにどちらの要素も持っていると思う。


叙情的で繊細な感じと、地に足の着いたサウンド。

サウンドは重厚な感じでしっかりとしたグルーブを持っている。
この辺がUSっぽいと言われるところなのかもしれない。



このアルバム、私の思う「エモ」のゾーンのど真ん中に直球で入ってきた。
構える余裕もないぐらいストレートで。

美しくポップなメロディー。

とても瑞々しい感じがする。


どこかのサイト(もしかしたら本だったかもしれない…この辺かなり曖昧)で、「レディオヘッドやジェフ・バックリイと比較されるヴォーカル」と書いてあったが、なんとなく言いたいことはわかるような気がした。

特に声が似ているわけでもなければ、ジェフのように瞬時に心を奪われるようなヴォーカルではない。トムのように、周りの空間を変えてしまうようなヴォーカルでもない。


でも、瞬間のインパクトは無くても「もう少し聴いていたくなる」ヴォーカルなのだ。

透明感を備えたファルセット・ヴォイスを上手く使っていて、伸びやかなヴォーカルになっている。

聴いていて心地よい。


ジェフやトムほど強烈ではないけれど、何かしら惹きつけられるものを持っている声だと思う。



ただ、アルバム全体的に少し直球過ぎて面白くない感じがした。

良いアルバムであることは間違いないと思うが、ちょっと物足りなさを感じるときもある。
(私がひねくれているからそう思うのかもしれないが…)


でも、まだまだ1st。
次のアルバムが楽しみだ。