とんでもねぇ野郎 




先日(7月22日)亡くなられた杉浦日向子さんの作品「とんでもねぇ野郎」

もう何年前でしょう…?友人がこの本を貸してくれたのは。

それまで杉浦日向子さんの存在自体を知らなかった私。


…ファンになりました(笑)


一見小説のように見えますが、実はこれ、漫画です。



主人公の侍、桃園彦次郎。

侍、と言っていいのかな〜?
いちおう道場主でもあるんですけど。


全く侍っぽさ、ゼロ、です。


決闘を申しこまれれば幼稚ともいえる姑息な手で逃げる。

道場破りが来れば上手く騙して逃げる。

金を返せと来た相手を丸め込み、ただでお酒を飲み…。


という、なんとも迷惑な人。



頭がいいのか、とぼけ上手なのかわからない、気の向くままにのらりくらりと過ごす彦次郎。

…なんか憎めない(笑)


思わずくすっと笑ってしまう、何とも言えない味のある作品。




杉浦日向子さんのご冥福をお祈りいたします。